映画感想(スペシャルアクターズ、スティング)

スペシャルアクターズ」

面白かったです。

役者さんは全員知らない人ですが、兄役の人と俳優事務所の脚本係の人が良い味出してました。

最後のネタばらしは愛に溢れててよかった。

兄の仕事についての伏線がここで回収されてて。

 

全部知ってから最初から見ると面白いかもしれません。

 

良い映画なんだけど、もっと何か毒気があってもよかったなぁと思いました。お金があんまりないのか分からないけど全てが安っぽい。何かひとつでも、例えば旅館のシーンとかムスビルの会場とか、豪華なものがあればなと思います。最後まで見ると、その安っぽさの原因もわかるんだけど。

 

でも「カメラを止めるな」や「イソップの思うツボ」よりもずっと良い映画でした。

「断口」のアイデアは好きです。

 

「スティング」

初公開は1973年の映画。

午前十時の映画祭で観てきました。詐欺師の話で、この映画に影響を受けた作品がその後生まれたのがわかります。

黒いハンカチーフも、コンフィデンスJPも。

あの電話のシーン、警察の取り締まり、このシーンのオマージュかと分かって楽しかった。

音楽も、よくバラエティや情報番組で耳にすることありますが「これか!」って。

 

ちなみに、アメリカ映画に出てくる美味しくなさそうな料理シーンが結構好きです。