「シン・エヴァンゲリオン:||」を観に行きました。
1995~1996年に「新世紀エヴァンゲリオン」が放送
1997年に劇場版として「シト新生」が公開、同年に「Air/まごころを君に」が公開
2007年にリメイクとして「序」が公開
2009年に「破」
2012年に「Q」
2021年に「シン・エヴァンゲリオン:||」
今回は前作「Q」から9年経っていましたがQの衝撃が強すぎてあまり間があった感じがしないのが本音です。
ネタバレを見ないようにネットには極力触れないようにして、体調を整えるために昨日は早めに寝て、途中で席を立たないようにぎりぎりまでトイレに居て劇場に行きました。
満席でしたが、映画スタッフからの事前の注意をみんな守ってほとんど私語なし。
客席は男女比で言えば男性が多かった印象があります。
エンドロール。全部流れるまで誰も立ちませんでした。というかこんなに長いスタッフロール見たことない。どれだけの人が関わってたのよってくらいの人、会社の多さ。
観に行ってよかったです。ここまで生きててよかった。大げさではなく本当にそう思いました。
期待以上でした。
ここからネタバレです。
強いて言えばラストは冬の季節であって欲しかったのと、ラスト近くの曲は違うのがよかったなぁと思いました。
パンフレットは1時間掛けて読みました。シン・ゴジラを作ったことも、結果的にはエヴァにとって良かったんですね。
この映画、A・B・C・Dパートに制作上は分かれているみたいで。それに合わせて感想を述べるならば、
<Aパート>
・オープニングがちょっと砂の器っぽい
・冒頭10分は何度も動画で見ているのに迫力が半端ない。映画館で観たほうがいいやつです、これ。あと考察動画見ておいたからしっかり楽しめました。
・ジブリが始まったかと思った
・ほんわかエヴァンゲリオン。何?今回からエヴァのテイスト変わったの?
・トウジ生きてたんかい!(ここで泣きそうになる)
・人類生きてたんかい!
・委員長!ケイスケ!生きてたのか!
・アスカとケイスケは恋人?
・ネルフやヴィレ関係者以外の人間を見るのが新鮮
・ニアサードインパクト、略してニアサーって言われてるのが日常感ある
・黒レイがいちいち可愛い
・プラグスーツにほっかむり
・中身も見た目も14歳のシンジ、心は28歳のアスカ。青春時代の淡い恋が切なかった。今のアスカには、同じく歳を重ねたケイスケがいいんだろうね。ケイスケの人の心に踏み込みすぎない距離感がアスカと合ってたのかもしれない。
・加持さん、え、そうだったの。って子供いたの!?あの時に?
<Bパート>
・再びヴィレに戻るシンジ、アスカ。要はネルフというかゲンドウとの決戦が主題なのね。
・ここから段々、本来?のエヴァになっていく。
<Cパート>
・マリの存在がよく分からない。漫画版も合わせていくと、ユイに憧れていた少女なんだけど、何で年も取らずに今を生きているのか。アスカに執着しているのか。アスカの母親の可能性もあるし、アスカのことが本当に恋愛対象なのかもしれないし、そこは分からないです。
・アスカの絶叫。基本的に全部の声優さんがすごいんですが、アスカの声量がすごい。
・多分この辺りだったと思うけど、エヴァといえば聖歌が似合います。
・冬月先生の声が少し変わってしまってる気がする。
<Dパート>
・ゲンドウおおお!って感じです
・そうだね、父子で話さないとね
・ああ~この心理描写が懐かしい。エヴァって感じする
・ユイさんに会いたいのは分かるけど全人類巻き込み過ぎです。ユイさんもちゃんとゲンドウに話をしておいて欲しい。
・劇場。ああ~このメタ演出がいいわ。寺山っぽい。
・っていうか予告の女の子ってアスカだったんかい!
・クローン設定は漫画版と少し似てるけど、冬がある季節にアスカいるってことはセカンドインパクト前?あのシンジは2歳くらいに見えて、アスカは6歳くらい。年上なのかアスカって。しかもエヴァプロジェクトが完成する前から式波シリーズっていうかそれが出来ていたってこと?
・手書きっぽさCDっぽさ特撮っぽさ。アニメ表現全部つぎ込んできたって感じです
・エヴァ名物絵コンテ画像
・旧劇のオマージュ。ここ回収してきたか。
・こう考えると今までの新劇場版の曲がゲンドウ目線に感じられる
・旧劇の逆転版。シンジがみんなの心を救いに行っている。
・ラスト。シンジがシンジが大人になってる!声は緒方さんではない?まさかの実写合成。
とりあえずみんなが笑顔になってるしアスカも幸せな顔になったしシンジが笑っていて満足です。ミサトさんたちヴィレの人たちは助からなかったっぽいのが悲しいけれども。でもラストの感じだと世界が再構築されてる感じがするので、もう分からない。その分からなさがいいです。
情報量がすごいしパンフレット読んでも分からないこと多数なので、また何回か観に行けたらと思います。