今、ようやく眠気が覚めてきた。
疲れた。
足がだるい。
自分が動かないとどうにもならない案件がたくさんある。
患者さんが入院してきて退院するまでの流れで、患者さん・家族からすれば回復したら退院するんだろう、とかリハビリの期限が最終まで達したら自動的に退院する、とか思ってるんじゃないかな。
違うんですよ。
職員の中で退院までのマネージメントする人がいて、その人が中心になって各課と連携とったり介護サービスや障害者サービスの組立を考えて、家族がどういう構成なのか患者さんとの関係性についてとか本音と建前も見抜いた上で在宅プランだとか施設入所とか、施設の種類も考えています。
いつまでに何をするのか。どこと連携とるのか。
そして初めて退院に至ります。
っていう裏回しの仕事をOTがやってるんだけど、大変。
ぶっちゃけ高齢者の方の支援は介護保険があるから何とかなる。
一番大変なのが40代、50代あたりの若手の高次脳機能障害の患者さんの就職や生活支援。
家族と一緒に暮らしていない独居の人が多いし、内縁の妻・夫もいないし、でも働かないと生活できない。せめて年金がもらえる最低年齢の60歳まではどうにかしなきゃならない。
制度が無さ過ぎて苦労します。復職っていってもそう簡単にいかない。
かといって生活するにはお金が必要、だから仕事しなきゃって患者さんが考えるのも十分分かる。
でもその状況で復職しても結局仕事場に馴染めなかったり神経疲労が強くて仕事についていけなくなって辞める。
そもそも医療がそこまで介入するのか。こっちのおせっかい、エゴ。葛藤があります。
患者さんの為を思ってる?自分たちの責任逃れのために頑張ってるだけじゃないの?とか。
正論と現実は違ったり。
いっそのことうちのグループで就労支援施設を作ってくれないかなぁって思います。