おそらくいつの時代も「オリンピックをやってる場合じゃない」ということがあっただろう。
リオのときもブラジルの経済や治安の悪化で反対運動があったというニュースを見たことがある。でもそのとき日本人は特に声を上げなかった。
ソチのときに会場設営が進んでいないことをワイドショーで揶揄はしても中止せよとは言わなかった。
だって、自分たちには関係ないから。
今回は違う。
新型コロナの感染が拡大している(特に東京)。
原因は変異株だけのせいではないように思うが、地方都市にくらべれば人口が多く建物も小さく密集しており(東京に初めて行った時はコンビニやドラッグストアの小ささにびっくりした)所謂「三密」を防ぐのがハード面として難しかっただろう、ということに加えて、1年半と出口が見えずしかもワクチンもまだ遠い先という若年層がマスクせずに出歩いていることが増えていたり家に帰れば家族とマスク無しで喋っていればそりゃ感染も収まるまい。
と自分は思う。
加えて、五輪・パラの組織委員会のぐだぐださがニュースで流れていて、勿論しっかり仕事している人もいるんだろうけどもネガティブなニュースしか目にしない。
そんな中で開会式に先立って今日からソフトボールや女子サッカーが開幕した。
ソフトボールはまずは一勝。ソフトボールは次回の五輪にはエントリーされていないので今回が最後の五輪になる選手もいるかもしれない。
女子サッカーは、現時点では同点。
選手にもいろいろいるけども競技に罪は無い。
良いパフォーマンスをして良い試合をして良い結果が出ればと思う。