サムライカアサン1話目

サムライカアサン1話目を見ました。

多分原作が良いからなんでしょうが、うざいオカン・反抗期の息子・穏やかに見守る父親・学校の友人たちのキャラが良い感じに暖かくて、息子も反抗期だけどオカンにそこそこ喋りかけてる時点であれは反抗期のうちに入らないと思うし、友人たちが茶化し過ぎないところがいいし、全体的に平和で、真剣に描き過ぎず面白くし過ぎない、「塩梅がちょうどいい」ドラマでした。

 

茂さんの演技が気になって気恥ずかしくなってしまうので真っ新な気持ちで見れないので、大西さんが演じるタケシの学校シーンが楽しかったです。

茂さんのオカン役はだんだん違和感なく。割烹着が似合い過ぎる…。

ケチケチ茂子でもなく、島茂子でもなく、ちゃんと「よい子」になっているのがメイクさんの技術ってすごいと思いました。可愛かったです。

あと、関西弁だから余計によかったのかも。

 

大西さんは、演技経験があまりないと番宣で言っていて、確かに台詞回しは棒になってるところもあるけど、そこまで気にもならない。上手い方だと思う。

普段のふわーっとした喋り方からすると、ギャップがすごかったので、茂さんたちが「演技上手い」とインタビューで話していたのはあながちリップサービスではなかったんだなと思いました。

 

よい子がタケシに対して、ポジティブに捉えていて、反抗期を嘆きつつもそれは成長のひとつだし、嫌われるのがどうこうではなくてタケシが笑顔ならそれで良しと思っているところが母親として素敵だと思いました。

 

主題歌は、ドラマに合ってました。こういうところが茂さんは職人気質っていうか。普段なら言葉遊びを入れそうなものを、今回は歌詞をそこまで凝っていなくてシンプルなメロディと明日に希望を持たせるような押しすぎない応援歌的な感じが好きです。