4ヶ月ぶりに映画館に行きました。
「護られなかった者たちへ」は震災と生活保護の話です。
生活保護の受給を適切に受けられず亡くなった知人のために殺人を犯してしまう。
そこだけがもやっとしました。
他は良かったです。
こういう社会的問題、性犯罪、虐待、貧困、それらを描く時に殺人事件が絡むことが多いです。
そうしなければ伝わらないのか。ミステリーにしないと観客は呼べないのか。
そこがなー、もやっとするんですよね。
この映画はそういう意味でミステリーとしては面白いです。
ただ、何でもかんでも震災の所為にしているのが気になるし、でも本当にそうなのもかもしれないし。そこが気になった。
生活保護の実態については、不正受給のことも描いていたり、役所側の悩みも描かれていてそこは平等でいいなと思いました。