一押しのファンではないが

タイトルの通り。一押しのファンではない人間の感想ですが。

長瀬さんについて。

バンド活動の再開だとか、役者業の再開だとか、そういうのを求める声をネットで見かけることがありますけど。それをやらないから事務所もグループも抜けたわけで。

事務所を通さず自由に人と出会い、仕事し、自由に表現する。40歳という岐路。残りの人生の時間を別のことに使いたかったからじゃないか。

ファンは動く長瀬さん、喋る長瀬さんを見たいからそういう声が出てくるんだろうけど。

でも、じゃあ、長瀬さんを見たいためにTOKIOっていうグループがあったのかっていうとそれもどうなんだっていう。

彼が言う「自分がやろうと思っていることをやっている人間はこの国にいない」みたいなことをやりたいんでしょう。それはスケボーなのか釣りなのか、バイクなのか。そういう趣味世界のことをもっと世に広げたいのか。アパレル業、と一言では片付けられないような。そこら辺は分からないし、それらが絡んでいるのなら音楽も役者もやるかもしれないけど、もう少し違う道を生きたいんだろうなと自分は勝手に思っています。

というか、そうじゃないなら「何で出て行った?」っていう気持ちがモヤモヤするんですよね。やりたいことがあって一人になったんだから、今まで培ってきた豊富な武器を元にして長瀬さんなりの面白いことを表現して、「ああ、それがやりたかったんだ」って驚嘆するような。そんな活動を期待しています。