GOETHE(ゲーテ)

GOETHEゲーテ)でKODE TALKERSのインタビュー記事が載るというので予約していたのが本日届きました。

表紙は長瀬さんと久保田光太郎さん。モノクロで二人共何故か三つ編みおさげ。

 

内容は、歌詞の作り方は特に言及されていなくて音作りや録音方法について語られていました。エフェクターすら使っていなくて、音量を小さくするか大きくするかだけだったそうで、そのシンプルさに驚きました。

機材についても長瀬さんは今はすごくこだわりがないみたいで、そこが変わったなぁと思いました。

 

TOKIOについては全く触れていなかったですが、今までの歌の経験値を話すくだりで「子供の頃からポップスを歌ってきた」と語っていて、個人的にはこれだけで十分だなと思いました。

これでロックが昔から好きでそればかり歌ってた、とか言ったらおいおいなんですけど。そうじゃないし。そしていろんな歌を歌ってきたことも語ってました。

思えば、それはアイドルだから、提供曲を歌う歌手ならではの特権かもしれません。自分たちで作った曲を歌う方がバンドっぽいし自分はかっこいいと思うけど、得意じゃないジャンルも歌うことで自然と表現力は鍛えられてきたのかもしれない。特に長瀬さんは最初からボーカル志向で歌手になったわけじゃなくて、アイドルとしてデビューして少しずつ歌が上手くなった経緯があるから。

最近は最初から歌が上手いのがジュニアでも当たり前なので、当時の状況は今思えば稀有な体験だったかもしれない。

 

とまあそんなわけで、長瀬さんの写真ばかり使うわけではなくバンド全体を紹介するような記事でとてもよかったです。

 

何の因果か、長瀬さんの声を生かすためのバンドが5人で、ギター・ベース・ドラム・キーボードという編成だったこと。それもまた必然なのかもしれません。メジャーレーベルではなく自社レーベルだからこそ好きなように曲を作り好きなように歌いライブもできる。

でもそればメジャーで約25年歌ってきたからこそ身に付いた技量と人気と知名度があるからこそできる遊びでもあるので、全ての道はどれもつながっているんだろうなと思いました。