失語症の患者さんとのコミュニケーション

昨日は日記を書くのを忘れていました。最近多いな、気をつけないと。

 

失語症にはいくつか種類がありますが、状況判断で何とか分かるくらいだったら、トイレ・寝る・食事は通じやすいんです。

でもそれ以外のこと。患者さんからの依頼、たとえば何か欲しいとか家族に連絡したいことがあるとか。そしてこちらからも、患者さんにお願いしたいことがあるとき。そういうとき、言葉でも文字でもイラストでも通じないときはただただ困ります。

 

例えるならば外国語で話しかけているようなものなので、患者さんは分からないんですよね。単語で言おうとも。

「毎日お風呂を一人で入っていいですよ」これを伝えるのに、カレンダーを使いながら伝えるんですが、「今までは見守りしてたけど明日からは一人でお風呂に行っていい」という状況を伝えるのがめちゃくちゃ難しい。ルーティン化していたことを別の行動に変えてもらうときが大変。こういうときは、休日返上で患者さんの生活を見守りたくなります。同僚にお願いすればいいんですけど、その同僚が急遽休みになったら対応できなくなるし。

次の出勤までに、どういう伝え方をすれば理解してもらえるか考えたいと思います。