まずはビビット。本日が最終回でした。
太一さん、本当に本当にお疲れ様でした。
いっぷくから数えたら約5年ですね。
少年倶楽部プレミアムを辞めて飛び込んだ朝の情報番組。
すぽると!も辞めてますが、その時の仕事が確か残ってたのかな。いっぷくが始まって間もなく、お休みすることが何度かあって松岡さんや茂さんが代役MCを務めていました。
あのとき、お休みせずにいっぷくに専念出来たら何か変わってたんじゃないかと思うこともあります。
まあそのいっぷくも終わって、ビビットへ。
というかTBS側の狙いはニュースを扱う番組を復活させることだったのではと思います。オウム事件がキッカケでワイドショーが無くなり、新たに始まったのがはなまるマーケット。他の時間枠ではワイドショーは復活したけど、あの8時台はまだだったので、いっぷくは繋ぎだったのかなと思っています。
そういう意味で、打ち切りというより「役割を終えた」の方が合ってるのかなと思います。
フジテレビやテレ朝などに比べたら、ビビットはおままごとのように感じました。
MCがどうこうというよりも、事件や政治の取材内容が浅いし、かと言って他の番組は内容が偏ってる。
太一さんも真矢さんも優しい。優しすぎるくらい。ああいう番組のMCは嫌われてでも「こういうスタンスがある」と示すくらいでもいいと思います。でも二人は多角的にちゃんとものを見るし、偏らないし、穏やかだし、攻め込むこともしない。本来、報道やワイドショーってそれでいいんだと思いますが。
でも番組のVTR作りは随分毒々しかったり、TOKIOの話題の時などそうでしたけど会見時の巨大顔パネルを並べたり、そういう演出がとても嫌いでした。
ただ太一さんが朝の番組をやっていて良かったことは、他局や週刊誌が感想や憶測を言う中で、「真実」を伝えてくれたこと。
「昨日電話した」「今は分からない状態」「今後こうしていく」きちんと、きちんと。逃げずに喋ってくれたから、あの辛い日々は救われました。
茂さんも朝の番組やってますがニュースリーダーは、あれってほぼ置き物状態でマスコット的役割(その前身番組では表に立ってたけどその進行が上手くいかなかったから今に至るのかもしれない)。アナウンサーがほとんどの進行をして、茂さんはリーダー列伝以外はそんなに喋ってないし、話し出すのが遅いから良純さんの方が意見をきちんと言ってる。そもそもVTR多めの番組だからってこともありますが。
茂さんは自分の得意分野以外では(農業、詐欺被害予防啓発など)自分の意見を話すというよりも、他の出演者に話を振ること多い印象です。
そんな茂さんと違って太一さんは完全に中心人物。ビビットは「太一さんと真矢さんの番組」になってると思います。
帯は収入が安定するかもしれないけど、あんな大変な役を引き受けるって、万が一事務所が押したとしてもタレントがそれをやり続けるってかなりの覚悟が無ければ出来ないことだと思います。
しかも太一さんの場合、ただでさえレギュラーが多いのに。
楽しかった時代のことでいえば、紅白の裏側の取材をしてくれたりね。ジャニーズ番組かと思うこともあったけど、貴重な場面を見せてくれました。
これからはご家族と過ごす時間も増えるかな(DASHのロケが沢山入ってきそうだけど)。
ビビットは終わっても、男子ごはんやミカタやおさんぽなどレギュラーは沢山あって相変わらず忙しそうだけど。もうジャニーズのことやTOKIOのことで矢面に立つことが無いのが、自分としてはとてもホッとしています。
お疲れ様太一さん。今日は、最後の最後まで、自分事の良いこと悪いことも話した上で、ニュースの話で終わったことが彼の人間性を表していると思います。