鉄腕DASH、食の起源「塩」感想

鉄腕DASH

前半はDASH島、後半はカレー。

TOKIOが全員出ている回でしたね。やっぱりメンバーがたくさん出ているのは嬉しい。

 

島。彼らの後輩のリチャードさんと松岡さん茂さんで釣り。

こんな風に後輩が島に来るのは嫌だったけど、ちゃんと半年は試用期間があって特にテレビで紹介もせずADとして働いた上でOAされているところとか、後輩がいることでTOKIOの「教える立場」というものが観れるので、今となってはよかったと思います。

 

今回もアジの針の付け方、魚の持ち方、捌き方など見せてましたが、まあそれがアイドルとして必要かどうかはさておき色んな仕事をやっていく上では必要かも。

同時に、魚を釣ってカメラに見せるという流れにはちゃんとタレントとしての技があるんだなと思いました。

 

松岡さんの「アジを掴めなきゃ夢も掴めない」という言葉が面白かったです。

で、松岡さんが色々喩えを述べたあとで茂さんが苦笑しながら後輩に釣りの仕方を教えているのがおもしろかった。教え方も優しいし、魚を海に逃がしそうになったときも淡々と対応していて、こういう上司が居てくれたら仕事しやすそうだなと思いました。

 

釣ったイナダを食してからの一言、後輩は「ぎょ(魚)っとしました」で、茂さんがその後にぼそっと「イナダ。良い名だ」と言ってから二人顔を合わせて礼をしていたのが、師弟のような感じで良かった。伝えるべき技はそれかいっとも思ったけど。

 

カレー。トラック畑で育てたスパイスのうちクミンとコリアンダーは成功したみたい。トラックの荷台でスパイスを作れるのかという衝撃。あと、ウコン(ターメリック)を育てる時も、カゴに土入れて畑を作っていたのも印象的でした。新聞紙で包めばいいんですね。囲むものがあれば畑って作れるんだなぁ。

 

茂さんと太一さんでスパイスの味見をしている姿が、まるで業者のところにきた卸問屋みたいでした。

 

内藤とうがらしの味見の時に太一さんは悶絶してたけど茂さんはそれほどでもなかったのが記憶に残りました。苦さや辛さに強いんだろうか。

 

カレー作りは長瀬さんと太一さん。

ルー作りではなくて固形ルーを作るとは。

ほんと長瀬さんの舌は敏感なんですね。カレー作りのスパイスの調合と音楽は似ていると話していたのも印象的で、バンドでもソロでもいいから長瀬さんの歌を聴いてみたいなと思いました(曲は茂さんが作ったモノの方が個人的には好みですが、歌は長瀬さんの方が好き)。

インドでのロケのときに「ミャンマー人に間違えられた」「これミャンマーの番組だろうって」と話してたのも印象に残りました。

 

まずはカレー試作一号。実際はこれにエビや野菜も入れるだろうし味はまだまだ変わるとは思うので今後の展開が楽しみです。

 

 

NHKスペシャルのシリーズ食の起源。

塩分摂り過ぎは身体によくない、と聞いてはいるもののどうしてなのか、どこまで基準を守ればいいのかがよくわかりました。

高血圧対策だとは知ってたけど腎臓のことは知らなかった。40歳過ぎると小さくなっていくみたいです。

昔は人生100歳までではなかったから、塩分をたくさん取っていても然程問題ではなかったんでしょうね。医療も発達してないから死ぬときは死ぬし。

 

今は高齢化に加えて医療も発達して、生きられるようになった。でも健康に生きているわけではなくて、何かしら持病を抱えながら生きている。なかなか難しいことだと感じます。長生きが本当にいいのか、80歳くらいで終わるくらいが本当はいいんじゃないか、そう思うことがあります。

 

話を戻して。

そうは言っても塩分は必要だろうと思ったら、1日2gで十分とはびっくり。

TOKIOの塩分量は、太一さん長瀬さんが5gくらいで松岡さんが6gくらい。茂さんは10g。日本人男性の平均値とはいえ、推奨されているのは5gだからその倍。塩分摂り過ぎですね。

 

でも塩味の料理はおいしい。何でそう感じるのか、そういうことも番組で詳しくやっていて勉強になりました。健康がどうとかいう切り口より、人類の進化の視点で見ると面白いです。

 

 

余談ですが、塩分10gと知ったときに「社長」と長瀬さんが茂さんの肩をぎゅっぎゅっと掴んで話しかけてたのが印象に残りました。こういうスキンシップっていうか、自分の体感としてここ1年くらいで急に増えたなーって。微笑ましいです。