映画「鬼滅の刃 無限列車編」を観ました。
テレビアニメの続きということで、途中まではよかったんですが、最後がだらけてるし、上司が鬼を逃がさないようにしていたのに、それを主人公たちが邪魔して、鬼を取り逃がし、上司は無駄死にするという何とも微妙な空気感でラストを迎えました。
映像は綺麗ですし、動画に少しのブレもない。
アニメって全部が全部こんなにクオリティは高くない。背景とキャラの色合いが合っていなかったり、このシーンとこのシーンではキャラの造形が違ってるとか、アクションを激しめに見せておいて実は使い回しとか、遠くに居るモブキャラは簡略化して描いてるとか、動きがあるシーンで足に体重がしっかり乗っていない動き方してるとか。
そういうものが一切無かったのはよかったです。
ただ「映画」なのか？という疑問。テレビアニメ自体がクオリティ高かったので映画が特別良いわけでもなく。
テレビアニメを映画館で見た、って感じでした。
だから、映画用にストーリーをまとめきれていない。
これが千と千尋を抜いて興行収入No1になるかもしれないのか、と思うとなんだかやるせない。だったら、テレビアニメで人気があるものの続きを映画館で流せば、「映画」ってことになるんだなぁって。まあそれは鬼滅に限らずして他のアニメ映画でもその傾向が見られますけど。
