お金とか老後の話

今の高齢者は年金たくさんもらっていて年金暮らしができていいな、と思っていたのは数年前の話で。

仕事で高齢者のリハビリ、介護サービスの調整に関わる中で直面するのは「こんなに貯金がないのか」という驚き。中には介護保険を払っていなくてサービスを受けられない人も。

そして年金も、人によってはものすごく少ない。生活がギリギリで介護サービスを受けられない人もいます。介護保険でかなりお安くなっているのに。

ご家族によっては、お金が無いから施設に入れないので在宅へ。それだけならまだしも、要介護者なのに独居&介護サービスは最低限、だからすぐに転倒してまた病院へ。という地獄のような負のスパイラル。

 

その状況を見ていて、改めて自分の資産と年金のことを調べてみました。

今の貯金が65歳以降まで残っていて、年金が予定通り振り込まれれば命には関わらない生活はできると思います。問題は、一体自分がどこまで生きるのか。それはそのときにならなきゃ解からないし、65まで持たないかもしれない。

 

今の仕事を60歳まで続けられるのか。頑張ってそこまで行ったとして、60歳~65歳は無収入。できればこの5年で貯金はそこまで使いたくない。

まあ、だから60歳にお金がもらえるようにしておく長期レベルの積立金とか投資とかそういう話をよく聞くんだなぁって思います。

投資って今までは難しいイメージがあったし、積立金もどこにメリットがあるのか分からなかったけど(ただ積み立てるだけなら貯金と変わらないじゃん、と思ってた)、利子のことを少しでも考えてみようかと思いました。というのも、銀行の利子が下がっているのは昔から知っていたからそこは諦めてたんですが、ふとネット銀行の利子の通知を見たときに30倍の利子がついててびっくりしました。

利子は年2回振り込まれてますが、今はネット銀行の利子は年に100円くらい。たかが100円、されど100円。銀行と一口で言ってもこんなに違うのかと。

 

積立NISAは先日申し込んだ他に、別の口座でやろうかなと悩んでますが、とりあえず一つだけにしておいて、普通貯金を地道にやっていこうと思います。

自力での貯金がまずは大前提。積立はローリスクだけど損が出ないわけではないので、あくまで保険的要素。

残業代を適度に取るとか、月の支出について目標額を上回らないようにお財布に入れる現金を限定したり、月の貯金額を決めておいて余ったお金でやりくりするとか。その上で、最悪消えても支障が薄い金額でNISAとかやっていこうと思います。

 

あとお金の問題で言えば、自分が家を相続することになったので固定資産税の問題がありますね。当初聞いてた価格よりもかなり安かったんで安心しましたが。