青天を衝け

大河ドラマの「青天を衝け」が好きで毎週楽しみに見ています。

所謂主人公補正がなくて、主人公だから上手くいくとか、みんなに好かれるとか、正しいことをしているとかなくて、そこが面白い。

幕府側のドラマと栄一たち百姓側からのドラマがふたつあって、そのバランスがいいです。

 

自分はどっちかというと倒幕派の気持ちに偏ることがありますが、今回のドラマを見ているとそりゃ幕府側にも問題はあるんでしょうが内側でなんとかやりくりしていて、公武合体やったりして、でもそれがかえって火に油を注ぐ状態になり。

テレビも新聞も無い時代ですから。政治家がどんな思いで政治やってるのか民衆は知る由もなく。見たこともない異人がどうやら日本を乗っ取ろうとしているらしい、って思ってしまったら暴走するのも致し方ないしなぁって。にしても八犬伝をもとにしてテロ計画を立てるとか流石に無謀もいいところで。

 

幕末と言うと聞こえはかっこいいですが、要は内戦、テロが入り乱れていた時代。

今後大河ドラマでどんな風に描かれるのか楽しみです。