なるべく避けていること

リハビリして患者さんを在宅に帰すにあたって、介護サービスをいろいろ組んで提案する中で家族による直接介護はなるべく最終手段にします。見守りという名の身体介護ではないけどそこに居なきゃならない介護になってしまうのでそれもなるべく。

それでも家族の介護に頼らないと生きていけない人もいるので、家族介護を頼むのですが、なかなか難しいです。

とはいえ高齢者に対してこんなに手厚い制度があるのに若年者はほぼ無いに等しいのでですが、高齢者だって介護保険というものがあって財源はあるわけで。だったら若年者を支える福祉制度を立ち上げるにしても財源をどこから引っ張ってくるのか。そこが課題かもしれません。

作業所というレベルでもないが一般企業はハードルが高い、とか運転できるレベルの高次脳機能ではないが働けないわけではない人が仕事場まで公共交通機関が乏しい地域ではどうやって通勤したらいいのかとか、そういう問題がたくさんあり解決しにくいのです。