映画「法廷遊戯」を観に行きました。
学校の中での事件かと思ったら、その後の事件というか。学校に法律や弁護の研究として残った者、弁護士になった者、それぞれの生い立ちや過去の事件が点と点で結ばれていく、そんなお話でした。
良かったんですけど、最後はもう少しはっきり描いてほしかった。
それ以外はすごく良かったです。映画として終わるのがもったいないくらい。多分これ引き延ばせば連続ドラマで描けるやつだなと思います。
主人公達の佇まいなどもすごくいいんですが、検察・裁判官・民宿のおばちゃんたちなど、その他大勢になりがちな人たちの演技がすごくいい。それもこの映画の良さだと思います。
戸塚さんは「だが、情熱はある」の春日さん役で初めて知りましたが、あまり違うタイプの役だったので途中まで戸塚さんだと分かりませんでした。
杉崎花さんの役は、知的なところ、同じ施設で育った彼への盲目的愛情や枯渇さがめちゃくちゃよかったです。