武道館ライブ感想

DASHの感想とか、映画の感想は明日。
5月11日のライブの曲感想。長いです。
・「バンド」のステージ、シンプルさを模索していたであろう「ACT?」の頃を経て、昨年の30歳ワールドライブで今までのライブ構成を崩して、そして「+PLUS+」。会場によってステージセットとかストリングスの数とか合唱団とか違いはあったようだけど、個人的には心から楽しめたライブだった。音を聴かせつつ(途中で音量バランスが崩れていたけど)、視覚的に楽しめる部分もあって、アイドルバンドならではの華やかさもあって、セットリストがこの上なくまとまりがあり、むしろ「何でこんなに上手くいってるの?」と思うようなライブ(賛否はあると思いますが)。
あるブログでは「神がかったライブ」と表現していましたが、本当にそんなライブだった。
・曲感想は基本的に茂さんを中心に見ていたので感想偏ります。それにしても茂さん、ギター変えるの多かったなぁ。本数増やしたんでしょうか?長瀬さんは主にギター抱えて歌っているので、走り回ったり客席を煽ったりとかは無し。でもあんまり気にならなかった(「上昇思考」までは)。っていうか歌がホント聴きとりやすくなったね。
・他の会場はどうだったのか分からないですが、スクリーンに、それぞれの曲を演奏するときにイメージ映像が流れていました。メンバーが2分割とか5分割で映しだされたり。演出が凝っていた。演奏しているメンバーがスクリーンに映すことはあっても、こういう演出はここ数年で初めてだったから驚き。…そういえばこのライブって節電どうやってたんだろ…。いつもと変わらないライブだったような。
「advance」
OPにふさわしい曲だなと思った。初めて聴いたときはAメロBメロが地味な感じを受けたけど、今だと疾走感を感じる。良曲ですね。ただ、どうもこの曲を聴くと「けいおん」の画が浮かんで仕方がない(笑)
「AMBITIOUS JAPAN!」
久々に聴くとイイね。テンション上がる。TOKIOに嵌まった頃によく聴いていた曲なので体に染みついている。
【ミニMC(メンバー紹介)】だったような気がする…
「-遥か-」
CDで聴くよりずっとイイ。そんなに期待していなかったけど、良かった。
僕の恋愛事情と台所事情
自分としてはこの曲が入っていたのが意外。茂さんファンだから彼の曲が入っていると嬉しいんだけどさ。メロディが暖かくて歌詞が微笑ましくて好き。サビの部分でみんなで手を振るところが好き。
「それしかできない」
茂さんソロ曲。贔屓目ですが、歌上手いなぁと思った。曲にもよるんだけど、言葉ひとつひとつに感情を込める歌い方が好きなんで、茂さんの歌い方が単純に好み(苦手なのもあるけど)。が、ラストにまさかの笑いが起きるっていうw笑っちゃまずかったかな、と思ったけど、MCで松岡さんが自分も笑っていたと言っていたから「あ、笑って大丈夫だったんだ」と妙にほっとした。
「Period」
山口さんソロ曲。上手い。甘い。ボーカル慣れしていないのか、山口さんって歌っているときに視線が揺れるんだよね。それが可愛い。ここまでの2曲が上二人のソロ曲で、ベテラン感が半端無い。
「路傍の花」
HIKARIさんの曲って、歌詞がイイんだけど凝り過ぎて意味が分からないというか、カッコいいだけで実がよく分からないときがあって、「大好き!」って感じじゃない。でも「路傍の花」は歌詞とメロディが、呼吸をするように自然に作られていてすごく好きな曲。
「雨傘」
5月11日は雨天。そんな中での「雨傘」はお得っていうか格別っていうか。風流。冒頭の「待って〜」は「え?誰の声?」って本気で分からなくなったほどに透きとおった綺麗な声でした。「そりゃあ長瀬さんだよね、ボーカルなんだから」と当たり前の事実に気付くのにワンフレーズかかりました(笑)でもそのくらいにこの「雨傘」での長瀬さんは良かった。
【MC(メンバー紹介)】
見上げた流星
地味、と言われていたけど、良い曲でした。歌詞もメロディも優しい。確かに盛り上がる曲では無いんだけれどじわじわくる曲です。
「花唄」
花唄!花唄だ〜!!(落ち着け)多分、ライブで花唄を聴いたの初めてだったかも。もう桜は散っているけどね。この曲を武道館で聴けて幸せだった。ラララの部分は客席で歌いました。
「スベキコト」
イントロでテンション上がる(笑)
「GREEN」
これもライブで聴くとイイ曲。
「Symphonic」
あの幻想的なイントロ。これもテンション上がる。ラストの余韻もしっかりとあってよかった。曲中、スクリーン(北側の席)にギリシャの神殿が映し出されていて、曲が終わると柱が下から崩れるように消えていく演出あり。
「宙船」
そんな神殿の跡に、北側の席に合唱団が出現!最初のフレーズは合唱団が歌う。これが壮大!私はこの演出、結構好きです。
「Dreem&Breeze」
ニコ動のおかげで「けいおん」しか思い浮かばないwそれは置いておいて、この曲は凄く好きなんでライブで聴けて嬉しかった。
「HEY!Mr.SAMPLING MAN」
長瀬さんお気に入りの曲。歌い方が明らかに違うw分かりやすいわ。この曲はTOKIOの音楽面に嵌まったキッカケになった曲で思い出深い。
「上昇思考」
太一さんソロ曲。自分の中で一番盛り上がった曲になりました(CDで聴いたときはあまり印象に残らなかったのに)。「この時間は俺に下さい!」「みんなのピース!(歌詞に掛けて)」「自分なりのピース!」とピースサインを掲げてドラムの前に立つ太一さん。客席もピースサインを掲げる。「関係者のみなさん立って下さい!」⇒高校生レストランの女生徒役の皆さんはすぐに立つ(良い人たちだ)⇒「みなさんが立たないと、僕はボイコットします!」⇒これにはおじさん方もさささっと立っていました(笑)
イントロが流れるとドラムの前で、ふざけて鳥みたいな動きをする太一さんwこれが面白いwそして台から開脚ジャンプ!この後はあちこち走り回って叫び歌っていました。太一さんも歌上手い。そして、この時「何か足りないな」と思っていた気持ちの穴が埋まりました。
マイク片手に駆け回る姿に、テンション上がったし、視覚的に楽しかった。
かと言って、じゃあ、長瀬さんも走り回って欲しいかっていうと、彼がライブ中にそれをずっとやるとなると歌が雑になってしまう。別にCD通りの綺麗な声じゃなくていいんだけど、酷い時は何歌ってんのか分からないし、歌詞に気持ちが入っていないように聴こえるときがあるから、ほとんど動かないで歌っている方がいいな、と思いました。
その代わり、茂さんや山口さん、太一さんが走ってくれればいいかな、って。
「SONIC DRIVE!」
タオル回し!前回は用意し忘れたけど今回はちゃんと用意しました。武道館でのタオル回し、圧巻です。
「LOVE YOU ONLY」
原曲バージョン!やっぱりデビュー曲は聴きたい!最後の部分は長瀬さんの煽りで客席が歌いました。
「PLUS」
茂さんの促しで着席して聴く。この時「この曲は常温で25日まで。その後は夢の中でお楽しみください」というようなことを言って、客席から黄色い歓声がw何で25日?って思ったら、25日は「見上げた流星」の発売日だった。
ハモリは綺麗に出ていました。
・ここでメンバー、一回捌けます。一人一人、真ん中に来てお辞儀して捌けていくんだけど、この時の茂さんの格好が網網というかシースルーっていうかw場内にどよめきが起きるw
・茂さんは3回お色直しもとい衣装替えするんですが、3回目の派手な衣装に場内にどよめきが起こっていましたw太一さんは2回衣装替えしていました。
【アンコール】
TOKIOライブのアンコールは、来ることが分かっているからドキドキ感は皆無(爆)客も拍手しかしない。が、今回はちょっと違って、私がいた席(2階席の西のE列37番)のG列辺りで「TOKIOTOKIO!」と女の子たちが叫んでいて、えらいなぁと思った。そうだよね、それが普通だよね、と反省して「TOKIO」と叫ぶ。
「城島SONG 2011」
確かみんな白のツアーTシャツ着ていて、茂さんだけオーバーオールに頭にタオル。レポで知ってはいたけど、アレは確かにDASH村っぽい。場内も若干ざわっとしていました。
最近の城島SONGは歌詞が簡略化している?映像が面白かった。
NaNaNa(太陽なんていらねぇ)
長瀬さんの玉置さんネタあり(笑)余程根に持って…いやいや残念だったんですよね、一緒に歌えなくて。
確か曲の前だったと思うけど、「今日はKAT-TUN田中聖くんが来てくれています!」と紹介される。アリーナの南西側に居ました。帽子を取って会釈する聖さん。そしてTOKIOの煽り開始w「上がって来いよ」的な感じでステージに誘うTOKIO。「マジッすか?」的な感じで最初は立ったままだった聖さんですが、「お前待ちだぞ!!」と太一さんに言われ、走り出す聖さんw「24時間TVのマラソンみたいだな」と誰かが言ったら太一さんが「負けないで〜♪」とZARD「負けないで」を歌い出すもんだから客席も「負けないで」を歌う不思議な光景がw
「役者は揃ったな(渋い声で)」「聖も歌ってくれるよな」「ラップはやめてね」と長瀬さんが言って、みんなでNaNaNaを歌うんだけど、1番が終わった時点で長瀬さんが聖さんに何か話しかける。聖さん、何やら激しく動揺。で、2番が始めるときに聖さんが即興でラップを披露!
さっき「ラップやめてね」って言ったのにやらせるっていうwまさかラップが聴けるとはね。盛り上がりました★
歌終わり、長瀬さんがジャンプして「ジャン!!」と音を合わせる部分を聖さんに譲る。また激しく動揺する聖さんwものすごーく躊躇して、四方に遠慮しながら、ジャンプして歌を締めていました。
多分、30回以上は頭下げていたんじゃないかな…。
あ、あと、歌の途中で長瀬さんがサポートメンバー紹介していた。
・この曲の後だったかな、太一さんが「去年の24時間TVで小さなお友達が出来ました。太陽に当たれない男の子。りん君が今日来てくれています!りん君はTOKIOの曲の中で『太陽なんていらねぇ』という曲が一番好きです!」ここで客席が微笑ましいなあといった笑いが起きる。思わず笑っちゃった、笑っちゃったけど…考えれば切ないなって思った。「TOKIOには色んな人が歌える曲があってすごくいいと思います」ってな感じのことを太一さんが言っていて。ジンと来た。
・ここで再び捌けるTOKIO。が、一部のお客さんを除いて、武道館ファイナルのためかみんな総立ち。勇気を出して「アンコール!!」と西席から叫んだら、さっきのG列辺りにいた女の子たちが「TOKIO!」とコール開始。
多分、1分もしないうちにTOKIOは出てきてくれました。ダブルアンコールは初めてだったから嬉しかった。うん、曲はやらなくてもね、出てきて喋ってくれるだけで嬉しいんです。
・今回のライブは、被災地からのご招待があった所為かスクリーンにほとんど歌詞が載っていた。だから歌詞を見ながら聴く事が出来たんだけど、TOKIOの曲って歌詞が優しいね。たまたま今回のセトリがそうだったかもしれないけど、メロディとしても歌詞としても、押し付けがましくないメッセージを感じた。「がんばろう」って言葉が無いけど、でも応援ソングになっている。
その中でも「上昇思考」という曲の良さを再発見できた。
「人生ってきっと楽しんだもん勝ち」「頑張り過ぎるだけが頑張るってことでも無くて」
この部分が、とても好きです。素敵なライブ、ありがとうTOKIO