探偵はBARにいる3

1と2をよく覚えていないけど、多分1と3が面白いと思います。
台詞、各キャラの描き方、すっきりした終わり方。
声出して笑ったところがいくつかありました。

オリエント急行殺人事件

良かったです。
日本で言えば明治〜昭和の時代の欧米のどろっとさ、装飾の煌びやかさ、人も物も未成熟な時代。それが魅力的に映ります。
列車の中で皿を用意するときの仕草。配置がぴったり合うように定規のようなもので測るシーンがあって、その仕草がとても美しかったです。
映画の内容は、殺人事件の犯人を名探偵が解き明かしていくのですが、1等席の客たちは皆嘘をついている。
何で嘘をついているのか。
理由。目的。
そして犯人は誰なのか。
それが最後にぎゅっと集約されていく流れに鳥肌立ちました。
最後のトンネルのシーンは最後の晩餐のような構図で、キャストの佇まいがまるで絵画。油絵に描かれた絵画のようで美しかったです。
良い映画見たなぁと思いました。