フレディ・マーキュリーってこういう人だったのかと初めて知った

ボヘミアン・ラプソディ

QUEENのボーカルであるフレディ・マーキュリーの半生を描いた映画。

とても良かったです。

洋画の最初に出てくる20世紀?ロゴの時の音楽がロック仕様。

QUEENの曲は超有名どころくらいしか知らないんですが、劇中で流れる音楽の中で聴いたことがある曲・そうでない曲でも体がリズムを刻みたくてたまらなくなりました。

フレディについては、短髪・髭・タンクトップのイメージが強かったので、長髪姿にまずびっくり。最初はこういう人だったのか、と。結構小柄なんだなぁって思いました。

実際と身長差がどれくらいあるか分かりませんが。

 

ファンの方の感想をのぞくと、エイズと診断されたのはライブエイドの後ということで、そういった時系列の違いがいくつかあるみたいですが、感動を盛り上げるためにそうしたんだろうなと思います。

 

ストーリーとしては、コンプレックスも才能も抱えた若者が仲間と共に成功の道を駆け上がり、恋があり愛があり、挫折もあり、復活もあり、そして病との戦いもあり、と割と王道なんですが、分かりやすくまとまっていて見やすかった。

音楽がとにかく良いので、それだけでこの映画は2時間10分くらいライブを観ている感覚になる。

映画としてみたときも、テンポの良さ、エイズと知るときの控えめな演出、フレディの家族の描き方、そういうところが良かったです。

 

QUEENというとボーカルが目立っている感じがするんですが、バンドという形を大切にしている様子というか、仲間に対する敬意が感じられて。劇中の4人が本当のバンドに見えて、それがとても感動しました。