TOKIOカケル最終回

TOKIOカケルが9月27日で最終回を迎えました。なんと11年も続いていたんですね。2018年6月からは4人体制、2020年4月からは3人体制、と色々あったにも関わらず内容やセットを変えながら今日をさらりと湿っぽくもなく迎えられたのは良かったんじゃないかと思います。

 

飛び入り参加の斗真さん、松下奈緒さんのおかげでTOKIOの先輩としての顔も見れましたし松下さんからの質問でTOKIOの真面目な話も聴けました。

あれね、多分松下さんだから真面目に答えてくれたんだと思うんですよ。はぐらかさないで。

お互いの好きなところ。茂さんはしょっちゅう言ってるからすらすらと照れもなく言えているのが茂さんっぽいと思いました。松岡さんは照れ全開だからか質問の答えをめちゃくちゃはぐらかしてましたけど、そういうところだよなーって思ったり。太一さんからの意見は結構初耳だったんで印象的でした。茂さんのことは「信用できる人」。あと、アーティストTOKIOをやっていたときは茂さんにそこまで責任感を感じてなかったんでしょうね。あの言い方をみると。でも3人になってるし、あだ名ではなくて本当に社長という立場になったからしっかりやってる姿を見てもしかしたら太一さんは安心したのかもしれません。

何か新しいことをやるときはまずは松岡さんに相談するとのこと。多分、すぐにネガティブなことはいわないだろうし、かといって楽観的に肯定もしないから、言いやすいんだろうと思いました。

 

氷河期時代が10年くらいあったという話。喋るけどすごく浅い表面的な話しかしなかった時期があったとのこと。自分の想いを言ってしまうと壊れてしまうから。でも、そろそろ話さないとやばいと思って話したりとか、周年やライブの時期などをキッカケに自分たちで修復していったりとかしてたと。5人全員が腐ることはなくて、3人以上はしっかりしているみたいな。そこは暗黙の了解で活動してきたのかもしれないですね。

 

ただ、茂さんは氷河期時代を意識していなかった説もあるなと思いました。この話をするのって大抵松岡さんで、太一さんも昔少年倶楽部プレミアムで長瀬さんと話していて「あの時期はみんな自分勝手でTOKIOのこと考えてなかったよね」とかそんなこと話していたから。もしかしたら上二人はそんな不協和音気づいてなかったんじゃ・・・。っていうかその氷河期の原因って上二人じゃないのかと思ったりもしました。

グループとしては茂さんは精神的支柱にはいるけど、音楽の支柱は太一さんや長瀬さんだったと思うので。少しずつヒットは出ていたもののバンドTOKIOとしての軸は結構ブレブレで、ユニバでは応援ソング系ということでまとまったものの、宙船以降はそのヒットにあやかって突貫工事でアルバム作ったり、シングルは大御所提供曲が続いたりと曲のテイストも迷走気味でしたし。

 

2009年頃は15周年を迎える記念の年だったけど、CDの売れ行きもよくなかったからなのかレコード会社を移籍してJストームに行ったんですよね。ソニー、ユニバ、そしてJスト。3つも移籍してる。

ライブのセトリも周年祝いでは全然無かった。この年は長瀬さん監修のライブツアーでいつもと違う雰囲気のライブで内容としては自分は好きなライブのひとつです。

自分のレポを調べてみたらOVER 30's WORLDライブツアーでも移籍のことを自虐ネタでメンバーが言ってましたね。

 

個人的には2011年のときに珍しく茂さんが主体で音楽やってて「PLUS」を作りそれがそのままライブツアーになり、震災で一旦中断したものの、なんとかライブツアーをやりとげて2012年にはアルバム「17」(17周年だと思ったら18周年だったというメンバーの勘違い)を出してライブツアー1718を敢行(全然周年じゃないのに18周年のときにTOKIOがまとまるのも面白い話)。ここから20周年までの流れはとても良かったと思っています。

 

そんなことをふと思いました。っていうか20周年ライブからもう9年経つんですね。あっという間だな。

 

トキカケは「TOKIO」という冠がちゃんとある番組で愛着あったしTOKIOトークが楽しかったし、ゲストさんたちがリラックスして話していたのがよかったので惜しい番組ですが、こういう良い形で終われたのは良かったと思います。

今度は土曜の10時30分頃という中途半端な時間帯ですが、「トキタビ」が始まるんで期待しすぎない程度に楽しみにしたいと思います。