インタビュー記事の感想

予め各報道陣には連絡していたのか、非常に手際の良いことで。

スポーツ紙が取材したインタビューを読みました。買ったのはサンケイ。1面、そして芸能ページ2ページ使っての扱い。すごいなぁ。何だか有難いですね。

 

インタビューは結構長かったので、各紙それぞれ削った場所も違うので3つくらい読まないとニュアンスが別もので伝わったり、茂さんと松岡さんの発言がまぜこぜになっています。

 

音楽は「これからは趣味になる」という太一さんの発言もあれば、「やらないわけではない」「お声がかかれば」という松岡さんの発言もある。

新会社の内容的に、バラエティや芝居も出るけど、企業とコラボして商品作るとか、食育に関わるとか、今まで学んできたことを世の為に使っていくみたいな感じだと思いました。

 

(株)TOKIOの企業理念は、

T:今team/チームとして

O:oneness/ひとつになろう

K:強く結んだknot/絆を胸に

I:idea/アイデアを巡らせて

O:この時代を未来をours/僕らのものに

 

だそうです。曖昧だしほのかにダサくて、でもこれが綺麗事に見えないくらい経験を積んできた彼らだからこそ気持ちよく見える。そこがTOKIOっぽい。

 

会社を作ることを提案したのは太一さん。

 

個人的には、太一さんが茂さんと松岡さんと事務所に残ることを選んだのが意外でした。

クリエイティブという点では太一さんもそうだし、かといってテレビ出演本数はダントツだから事務所にいても十分安泰だけど。長瀬さんのクリエイティブな面での一番の理解者は太一さんだと私は思っているので、「この3人で会社!?」とびっくりした原因はそこにもあります。

 

こういう時期だからライブはしなくても良いにしても、来年の3月まで4人で音楽活動する気がないとか、もしライブやったら「祭りのあとの寂しさをファンに感じさせてしまう」とか、そんなの(配信でもいいから)ライブやった方がいいに決まってるでしょ寝ぼけたこと言ってんじゃないよと思いましたが(苦笑)

何かその、ズレてるところがTOKIOっぽ不器用さ。

そういうところが憎めないです。

 

会社名としてTOKIOの名前を残してくれて、茂さん太一さん松岡さんが一緒にいてくれて、メンバーが離れても絆は繋がっていると名言してくれて。そういうことはもっと早く言ってくれよとも思いましたけど(みんな山口さんとも連絡は取っている、会社のことも報告している)。

 

私は、まだベースさんの姿をテレビや雑誌で見るのは嫌悪してしまいます。

でも昨夜の太一さんの「TOKIOは4人じゃないです。5人です」と泣きそうな顔して言われたときに、よくここまで口にしないで耐えて頑張ってきたんだね、とか、茂さんが「1周回って知らない話」に出演して4人だけの再現VTRを笑顔で観ていたこととか、そういうことがぶわっと巡って。

どんな思いで観てたんだろうか。

あのときは、5人でTOKIO・絆は消えませんってはっきり言ったらイメージダウンしていたでしょう。

 

TOKIOの演奏を見れない可能性が高いことは本当にさみしいしやりきれないですが、引退したアーティストとか数え切れないくらいいるわけだし、まだ彼らの表の活動を目にする機会があるだけでも幸せなんだろうし。

25周年ライブ、アルバムが無かったことで不完全燃焼はありますが。

ちょっとずつ受け入れていきたいと思います。

 

まずは来年開始する会社がうまく行くことと、長瀬さんが裏方として何を作っていくのか、それが楽しみです。

長瀬さん脱退、3人は残留っていうだけだったらショックだったけど、会社設立というキーワードで大分前向きに考えることができています。